【オタマジャクシ 怪現象?】
6月の梅雨入り目前にして『怪奇現象』に巻き込まれました。
最初は北國新聞からの取材でした。
6月4日・6日と相次いで
『空からオタマジャクシが降ってきた』
というものでした。
その後、報道はエスカレートしました。七尾市市民センターの騒動から始まって、9日・11日・13日と毎日のようにオタマジャクシが降ってきたというのです。
白山市・輪島市・中能登町などです。なかには中能登町の場合のように、フナの稚魚まで降ってきたのでした。
こうなると私もテレビに引っ張り出されました。フジテレビ2回、日本テレビ、TBSなどなど。
ラジオもJ-WAVEの生放送などなど。
『竜巻もなかったのに何故オタマジャクシが降ってきたのか』というわけです。この質問の裏には『UFOの仕業ではないのか』という疑問が見え隠れします。
たしかに竜巻では池や湖の水が巻き上げられます。小魚はもとより岸辺の船まで空に舞い上がります。オタマジャクシの巻き上げなどよくあることです。
しかし当日、あるいはその頃、近くに竜巻の記録はありませんでした。
しかし、強い低気圧はありました。ちょうど4日頃から日本本州を取り囲むように2個から3個の低気圧がありました。
これらは動きが遅く、4~5日居座りました。996~998hPaと強いものでした。このため関東・中部地方は不安定な気象となりました。突風やつむじ風が方々で起こりました。
私は当時、北関東(那須町北部)に滞在しておりましたが、突風によって梅の木、山桜の木の太い枝が何本も折れて道路をふさいでいました。確認しただけでも十数か所ありました。
木の枝だけでなく、農家のビニールハウスも吹き飛ばされました。気象庁ではこのような局所的な突風はレポートされませんでしたが、これらの突風は風速10mから15mにもなり台風一歩手前の状況でした。
このような突風で飛ばされるのは木の枝だけではありません。近くの池や田んぼの水も飛ばされます。オタマジャクシは水の表面付近に生息しており、当然、水と一緒に飛ばされるでしょう。
オタマジャクシが空から降ってきたのではなく、単に側の池や田んぼから飛ばされたのです。空から降ってきたのを目撃した人はいません。
それにしても何故、相次いで能登半島付近だけで起こるのか。しかも低気圧が既に東に去ってしまった後でも報告されるのか。騒ぎに便乗したいたずらの可能性も否定できません。まして、魚まで降ってきたとエスカレートしたのでは疑いはさらに深まります。
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