【風水のデタラメ】
読者の方より、以下のメールをいただきました。
▼読者の方からのメール
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大槻先生、こんばんわ☆
「最終抗議」読みました。とっても面白かったです☆
ご提案ですが、大槻先生といわゆる「自己啓発家」の一角であるところの浅見帆帆子さんとの対談を読みたいです。
彼女も「四柱推命の被害者」です。
廣済堂出版も幻冬舎も金を出すと思います(ここは半分冗談ですが)。
それから「風水と物理学」というテーマでも本を出して下さい。
もし両方が本になったら必ず買います(笑)。
特に「占いと物理学」との考察は「最終抗議」のくだりの中でも最も面白かったです☆
江原も細木もバカです。
悔しかったら「大学行って博士号とってみろ!しかも理系の!」と奴らに言いたいな☆
私は知ってます。
理系の学生がろくにメシも食わず、お姉さんたちとも遊べず(号泣)、合コンにも行かず(号泣、号泣)、そのくせ「アキバ系おたく」とか言われながら実験に励んでいる事実を。
この国はそういう人たち(理系の人々)によって支えられていますよね。
小学生の時、アインシュタインの漫画を読んで、相対性理論とかの存在を知った私にとって、文系を選択したけど大槻先生はとっても親しみのある存在です。
そうそう、大槻先生は「アインシュタイン・ガール」という映画をご存知ですか?
ご覧になって下さい。DVDになってます。主演は岩佐真悠子さんです。
物理を高校で投げた私でも面白かった映画です。
これからも歯に衣着せぬ痛快な言葉で、この国の科学を守ってあげてくださいね☆
では。
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▼大槻からの回答
風水という昔の縁起をかついだ町作り、家作りの手法を現代に生かそうという発想は百害あって一利なしです。科学も建築学もなかったころの家作りの風水とやらを現代にもってきてどうしようというのでしょうか。当時、ガラスもコンクリートも鉄骨もなかった時代の迷信まがいの言い伝えを信じて家を作ってどうしようというのでしょうか。
しかし、もちろん家を作るときには住まいの快適さを求めて、なるべく科学的な設計をすることは重要です。日本のような高温・多湿、それに降雨量の多い国では、なおさら科学的設計が大切です。専門の建築学を知らなくても多少の科学的素養があれば役に立つはずです。
例えば、窓の位置は南東─北西に配置する。関東では風は大抵この方向に吹くことが多いのです。このように窓が南東─北西に二つ相対して作られておれば、両側の窓を少し開けるだけで風通しはすこぶるよくなり、高温多湿の不快感、カビなどを防ぐことができるでしょう。
家の下部をコンクリート、鉄骨にすれば多雨の被害を避けることができます。実際、木材はとても強いものですが、水に濡れてしまえばいたってもろいものです。しかし、家の上部は軽い木やプラスチック素材を使うべきです。下部ほど水に濡れないし、それに家の上部が軽ければ地震の揺れに強くなります。
まだまだありますが、科学的設計は風水などという迷信と比べれば、誰が見ても納得されるはずです。それに何よりも実際にこのような科学的考察をした家を作った人は、風水で家を作った人に比べて、年数が経つにつれてその良さをはっきりと納得してくれるはずです。
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