8月 第8回 【占い師への児童相談】
8月24日、毎日新聞の配信によれば、
『小学校の教員が担任の児童のことで占い師に相談して問題になっている。』
ということです。
この教員は、秋田県男鹿市の小学校で障害をもつ児童の担任をしておりましたが、両親にも無断で、この障害児について個人情報を占い師に伝え障害のことで相談、占い師は遠く岡山の『専門の』占い師を紹介した、というのです。
これに対して市の教育委員会は、この教員の配置換えを行い『個人情報を漏らしたのは不適当』という見解を示しました。また、これを報道した各メディアもそのような観点からこのことを報道しました。
もちろん個人情報漏えいも問題なのですが、それ以上に問題なのは『障害の治療を占い師に頼るという教員がいる』ことです。
私は、これまで様々なオカルト批判をやってきましたが、占いの類はほとんど無視してきました。しかし、最近の占い・血液型占い・星占いの類が科学に挑戦したり、霊感商法に擦り寄っていったりしている現実をみて、このまま捨て置くわけにはいかなくなりました。
そこで近く、集英社より『占い・血液型占い・星占い大批判』(仮題)を出版します。このような小学校の現場を見せつけられるにつけ、やはり、占い批判の本は必要なのだ、という確信が持ててきました。
市教委が、この教員に処分をくだすときに単に『個人情報漏えい』を問題にしているだけでは困ります。個人情報の取り扱いが『不適当・不適切』ではないのです。
占い師というものに学校の正式の教員が障害の治療の相談に行ったことが大問題なのです。
いったい、教委が行う採用試験や面接はどうなっているのでしょうか。
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