3月 第6回 【日本史オカルト】
3月21日夜9時頃、テレビ東京にまわしたら、よく見る髭のあやしい顔が出ていた。テレビ東京までがオカルト番組かと驚いた。
この男、秋山某は、テレビタックルなどで散々やりあった悪質な男。
富士山の近くの山のてっぺんにUFOを呼ぶという番組で、
「UFO来てください!」
と2時間も叫び続けた男。
例のノストラダムス予言番組では2000年の年末、地球滅亡などまったく嘘だったことがおのずと明らかになり、赤恥をかいたはずではなかったか。
それがまたまた『聖徳太子の予言』なのだという。
聖徳太子は、応仁の乱から太平洋戦争まで予言していた、と彼は言う。
9.11テロから、あげく2030年の小惑星の地球衝突まで予言しているというのだ。
例えば、太平洋戦争。
『東が南を侵略。』とあるのは、東は東洋だから日本を意味する、南は南アジアを意味する。だからこの聖徳太子の予言は日本が南アジアを侵略した太平洋戦争の予言なのだ、と。
実にばかばかしいこじつけ。日本が侵略したのはむしろ、朝鮮・満州ではないか。つまり北である!
日本などを『ファーイースト』と呼ぶのは、ヨーロッパから見て東にあるからだ。聖徳太子がなぜ日本を『東』と呼ぶ必要があったのか。
2030年に小惑星衝突だと?
たしかにNASAをはじめ天文学会も関心を持っているが、その衝突の可能性は、0.000001%以下と考えるのが相当である。
9.11テロもおかしなこじつけで予言があったと主張する。鷲はアメリカを意味するとか、弓はジェット機とか・・・。
これは、ノストラダムスでも散々やった手口なのだ。
言葉の解釈ならまだしも言葉の突拍子もないこじつけ。これでは聖徳太子を冒涜するものだ。なぜ、この番組は聖徳太子研究の学者・古代文の学者を登場させないのだ?代わりにしゃしゃり出るのは『研究者』と称するアマチュアらしい人物。
オカルトで科学に挑戦してきて、こてんぱんに反撃された連中。
今度は、科学者の目を盗んで日本史に挑戦してきた。
題して、『オカルト日本史』。
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