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2008年1月17日 (木)

1月 第5回 【ゴルフの科学】

本ブログをお読みいただいている方々は、ゴルフをなさいますか?

ゴルフは、経済界・政治家の社交や賄賂の手段だと思われて、やる前から毛嫌いしている方も多いのではないでしょうか。(実は、10年前までは私もそうでした。)

ところが、ひょんなことからゴルフをやると、これが病みつきになりました。
しかもこれが、体に極めて良いのです。

例えば、血圧。
ゴルフをやる前、150-95 。
これがゴルフをやったら、125-75 です。
だから、騙されたと思って週2回だけでもゴルフをおやりください。

肝機能だって改善します。
GOT、GPTが90~100だった私。
ゴルフをやるようになったら、30ぐらいに急降下。今、メタボで腹が異様に膨らんでいるのに、肝機能はまったく問題ありません。
中性脂肪、コレステロール値も改善しました。

この『健康にゴルフが効く』という話は、最近の私の本『まったく初めてのゴルフ』(NHK出版)に長々と書きました。この他にも私は、ゴルフの科学についてあと2冊(ゴルフダイジェスト社、講談社)の本を書いています。
オカルト批判ばかりが目立ち、反オカルト本ばかり書いていると思われるかも知れませんが、最近はゴルフの本も多いのです。

各地にお呼ばれする講演もオカルトからゴルフにシフトしつつあります。
これまでは、どこに行くにも
『オカルトより面白い科学の神秘』
というのが、私の講演のタイトルでした。
しかし、最近ではときどき、
『オカルトより面白いゴルフの科学』
です。

3月にはトヨタ自動車で、社員、あるいは関係業者さんの前で、ゴルフと科学の話をさせていただくことになっております。

近く、この日本が進歩して、オカルトなど誰も興味を示さず、ゴルフの科学に関心が移ってしまう日がくることを願っております。
私の江原批判本が最後となるように願っています。

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2008年1月15日 (火)

1月 第4回 【渡り鳥】

バンクーバーの初夏、家のベランダで退屈しのぎに空を見る。どこにいても、やることもなくなれば、空を見る以外にはない。
何の変哲もない、代わり映えのしないビルや家屋を眺めては少しも面白くないからだ。

それに比べれば、『空はただ空気と水蒸気だけだ。』と思うのは誤解もはなはだしい。
夕方、海側から様々な鳥達が山側に一斉に飛んで行く。彼等は一日のお仕事の帰りなのだ。日中、海の近くの餌場で食べて、夕暮れには山の住まいに帰るわけだ。一斉に同じ方向に飛んで行くように見えて、良く見るとその飛び方がそれぞれ違っている。
勢いがよく、ふらふらしていないやつは健康で、餌も上等なものをたらふく食べたに違いない。一方、羽の動きも鈍く、上下にふらついているやつは私のゴルフのように、見ていて気の毒だ。
空には楽しいドラマがある。

昼頃に空を眺めると、渡り鳥の大群が南から北に向かって飛んで行く。彼等はねぐらに帰るやつとは違って、大空高く飛ぶ。カリフォルニアやメキシコに別れを告げて、はるか遠いアラスカの地まで辿り着くのだ。

秋も深まり、那須高原に移住すると、私はやはり、やることもなく空を見上げる。イチジクとカリンの木々に囲まれた庭に腰を下ろして、ただ空を見る。
やはり、この時期も毎日のように名も知れぬ渡り鳥の大群が目に入り、心が和む。

私にとって彼等、渡り鳥は親戚みたいだ。過酷な気候を避け、快適な生活の場を求め、また繁殖に有利な場所を選ぶため、地球全土を渡り歩く。彼等には国境もなければ、入管検査もない。好きなとき、好きな場所に移住する。まるで今の私と同じだ。

夏、関東地方は34℃・36℃という真夏日が40日、50日と続く。この気候は私の体の限界をはるかに超える。だから夏の三ヶ月、カナダ・バンクーバーに渡る。ここは餌も豊富で気温も23℃ぐらい。どこに行っても様々な花が咲き乱れており、実に快適だ。

もちろん冬も嫌いだ。真冬は二ヶ月、南国サイパンで過ごす。気温28℃、餌は良質ではないが、豊富にあるから助かる。日本にいる間も、東京は空が見れないから、那須の家にほとんど住み着いてしまう。

つまり、私も渡り鳥なのだ。
春になると那須から始まって、
那須 ⇒ バンクーバー ⇒ 那須 ⇒ サイパン ⇒ 那須
と、渡るわけだ。東京は経由地に過ぎない。

この話をすると、
「それにしても大変な出費ですね。大学教授はお金持ちなんですね。」
と感心される。
これは、渡り鳥の実態を知らないからだ。一軒の持ち家すらままならないのに、四軒もの持ち家では大変なお金持ちに見えるが、種を明かせばそうでないことが分かる。お金がなくても四軒のねぐらを確保する方法はある。渡り鳥に学ぶことだ。

那須の『別荘』は基礎も入れない、あばら家。つまり、『モノ置小屋』だ。最近やっと電気が通った。だから、地震でもきたらひとたまりもない。これを避けるため、壁と屋根は薄張りにしてあり、ほとんど『テント』である。もちろんテレビもない。

バンクーバーのマンションは、大昔に建った『中古古古』で水道が詰まって、水が出ない。
サイパンは、たった二間。これも極端に古く、アリの大群がベッドに押し寄せてくる。
東京のマンションは狭く、窓を開けると目の前が大きな電柱だ。

これが恥ずかしながら、わが渡りのねぐらの実態だ。
「渡り鳥のねぐらのほうがマシかもしれない。」
と思うときがある。
こうまでして、たかが気候風土のためねぐらを渡り歩くのは何故だ。その理由は、私自身にも定かではない。渡り鳥も渡りの意味をよく理解していないように、私にも分からない。
それでも渡り鳥は、餌と繁殖に有利な場所を求めて、渡り飛び続ける。
私は?まさか、この年で繁殖のためでもあるまいが。。。

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2008年1月11日 (金)

1月 第3回 【急げ、理系への道】

理系、とくに数物系は若者から敬遠されがちです。
いわゆる『理科離れ』というのでしょうか。

考えてみればこの傾向は当たり前といえば当たり前、とも言えることです。
ややこしい数式・公式を憶えるだけではありません。それらを使って、問題を解く練習です。
例えばこうです。

~初速度30m/sで、水平方向と60度で放射されたボールはどこまで到達するか。またこのボールの軌道の最高到達地点の高さは何mか。~

実際にはこんな計算の場面などには、一般生活では決して出会いません。ボールの初速度など測定しながらボールを投げることなど有り得ないわけです。実際、ボールの速度の測定は難しいのです。

いくらなんでもこんなややこしい、しかも何の役にも立ちそうもない計算を1ヶ月近くもやらされるのです。しかも今度は実験です。大抵の計測装置は高度で、その内容・機能などはブラックボックスなのです。生徒は単にこれらの計測・測定装置を使って測定をやらされ、データを記録させられ、グラフを書かされ、レポート提出を求められます。

こんな理系の勉強は面白みもなく、飽き飽き。まずこんな理系、数物系の生活に反抗して志望しなくなったのは女性でした。「女性は数物系には向かない。」と。そして、これが男性に蔓延してきた、とも言えます。

しかし、これではいけない。科学文明はどこへ行く。科学立国の掛け声は空回りになる恐れがあります。
そこで打ち出されたのが官民あげての理科・科学キャンペーンです。大金を投じて科学博物館を造り、プラネタリウムを設置してきました。

夏休み・春休みには、『こども科学実験ショー』なるイベントが盛んです。私も毎年、方々のイベントに招かれて、火の玉の実験などをやってきました。
しかし、こんな大人の努力をあざ笑うかのように、依然として理科離れは深刻です。どのような教育をしたら、理科・科学好きの子供を育てることができるのか。

この課題こそ私の『急げ、理系への道』(NHK出版)のテーマでした。私はまずこの本で、理系を選ぶのがどんなに素晴らしいものか、を具体的に主張しました。文系に比べて理系の学問がどんなに素晴らしいものかを説明しました。
さらに、東大や早稲田大学の理系・理工系のエリートがどんな素晴らしい将来が約束されているか、を書きました。

原稿は昨秋に完成。後輩の文系の人などに閲読をお願いしました。ところが、この文系の優秀な後輩は、私の原稿を読み終えると、色をなして怒り出しました。
「理系・文系の比較で、あまりにも理系優先、あるいは文系に対する誤解や差別意識がある。教育に対しても無理解・無分別だ。東大、早稲田などのエリート意識まる出しではないか。戦後の民主教育での根幹を理解していない。」と。

この意見はもっともです。私はそれを意図したのですから。つまり理系優先、文系に対する優越意識。しかも東大や早稲田のエリート意識。すべて私は当初から意図したものです。

それはそうでしょう。この本は、『いかにして子供を理系志望に仕向けるか』ということが主題です。また、『その親や教師がいかにして理系志望の生徒をつくるか』というのが目的です。この本がこれが主題なら、理系絶対、理系至上主義を貫くのは当然です。また、子供の進学指導で一流理工系を目指すのは当たり前なのです。

逆にこの本の目的にも関わらず、「理系より文系の方が面白いし、文系の方が広い視野に立ってものごとを判断できる。」などと書いたのでは、何のための『急げ、理系への道』でしょうか。

理科・科学教育の過程では、戦後民主主義も教育の機会均等も無視します。いま必要なのは理系エリートだからです。

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2008年1月 8日 (火)

1月 第2回 【江原に擦り寄る文化人】

今、書いている私の本の中で江原霊能者にニックネームを付けました。
『江原今様イタコ』
というのがそれです。
恐山の賽の河原で商売しているイタコの口寄せ。実際に江原の口寄せをたくさん調べてみると、恐山のイタコの手口と瓜二つなのです。
いや、いや、江原今様イタコの方が数段劣るとも言えるでしょう。多分、江原は恐山に行き、修行したのでしょう。

「何、行ってないって?」
あぁ、それならあんたの代理で、あの脳科学者とかいう、茂木健一郎君が恐山に行ったのでしたね。
確かに彼は、恐山のイタコの口寄せに真面目な顔で出かけたのです。(文藝春秋)
現代脳科学の研究には、イタコの口寄せの実験が必要なんですね(笑)。
理化学研究所などの本物の脳科学者たちは、気の毒です。彼らには超伝導量子干渉計やMRIはあっても、イタコの口寄せの実験はできないし、研究費もつかないからです。

冗談はさておき、今様イタコに、教養も学識もある文化人がコロリといかれる様、そのぶざまなサマは何なのでしょうか?
特に茂木君は東大物理出身の後輩だから、怒りを通り越して泣けてきます。この科学者(自称)が、あろうことか今様イタコと一緒に本を出したり、各地の講演に一緒に出かけたりしているのですから、泣くにも泣けません。

少なくとも東大理学部出身者が、これ以上、江原今様イタコの口寄せに擦り寄ったり、加担したりしないことを東大総長にお願いしておきます。

理系でもかくのとおりなのですから、文系の文化人のイカレ様はすごいものです。
その中でも、林真理子は既に今様イタコの付き人気分です。
『新春恒例 “開運スピリチュアル ツアー”』として神社をまわって金儲けをしています。(この広告は『雑誌an an 2006年2月22日号』など)

その他、室井佑月(週刊女性)・桐島洋子(家庭画報)・紫門ふみ(婦人公論)・フジコ ヘミング(同)・デューク更家(女性自身)・よしもと ばなな(メイプル)、などなど。つまり、ほとんどが女性文化人なのです。その意味で男性で理系の茂木は、やはり特別なのです。

そこで皆様、理系で今様イタコに擦り寄っている文化人はご存知ですか?

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2008年1月 3日 (木)

1月 第1回 【謹賀新年】

このブログをお読みいただいているみなさま、あけましておめでとうございます。
本年も様々なテーマを私なりに分析して、率直な意見をお聞きいただくつもりですので、よろしくお願い致します。

さて過日、「江原のイカサマを叩く本の執筆をしているので、情報をお持ちの方は教えて欲しい。」旨を書きました。これに対する反響は大きく、今さらながら江原のインチキに怒っておられる方々の多さに力を得ました。

私は、自分のブログに対していただいたメールに対しては極力ご返事を差し上げるように努めています。しかし、今回の江原情報提供の呼びかけに対しては、あまりに多いためお返事を差し上げる時間が取れません。何卒、ご容赦ください。

さて、この情報の中に未だ確認の取れないものも多数ありました。
そこで、ここにご披露申し上げ、確認に役立てたいと思います。
ひとつは、
「江原の霊視番組『オーラの泉』は、あるロシアの心理学者の書いた本のパクリだ。」
というのがあるそうです。
ロシア文学の研究者に聞いても確認が取れません。何という学者かお分かりの方、おいでになりますか?

さらに、江原と新興宗教の関連のことです。
「いくつかの霊感商法の『販売促進』用に江原のビデオが使われてきた。」
という情報があります。
これの確認も取りたいのですが、情報をお持ちの方おいでになりますか?

話は少し飛びますが、江原批判本を出版する予定の鉄人社についてですが、
「ここは評判の良くないの出版社なので、やめたほうが良い。」
とのご意見もいただきました。
しかし、少なくとも担当の編集者は、早稲田大文系の出身者で頭がキレ、その思想も真っ当で、しかも私の教え子です。
私は、この人を信頼して出版に同意しました。
みなさまの中で、特に良くない情報をお持ちでしょうか?

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