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2007年10月22日 (月)

10月 第3回 【江原スピリチュアルのばかばかしさ】

長いこと実現しなかった江原批判ですが、ついに鉄人社がのってくれて出版に向けて、準備を急いでいます。
まず『オーラの泉』を3年分ほど見まして、そのからくり、幼稚さ、ばかばかしさにあきれましたが、それ以上に驚いたのが江原の本でした。

大抵は名だたる出版社から発刊されており、しかもどれも大ベストセラーです。発刊と同時に3刷になってしまうのです。どうりでマガジンハウスなど、私の批判文の掲載を拒否するはずです。
たぶん編集者は、実にばかばかしくあきれていることでしょうが、江原を持ち上げ、お世辞を使い、出版を懇願せざるをえないのでしょう。これら有名出版社の編集者なら文系でも優秀でなければ入社できないから、この程度の馬鹿オカルトに批判的なはずですのに。

さて、テレビの内容にもあきれますが、もっとばかばかしいのが江原の本です。
例えば、『スピリチュアル お祓いブック』。この本はオマジナイ・お祓いの仕方が、まじめもまじめ、おおまじめに書かれているのです。巻末には、お祓い用紙が付録としてのせてあります。ここに名前・願い事をすると願いが叶うというわけです。

用紙のまわりには『光明遍照』などという下手な漢字が書きなぐられています。さもありがたく感じる仕掛けです。大昔、田舎のかまど、へっついに火災を防ぐよう、御薬師様のお札が貼り付けてありましたが、これと同じことです。
その古臭さ、胡散臭さ、幼稚さ、いかがわしさに、ただただあきれるばかりです。

しかし、あきれてばかりはいられません。この本はベストセラーなのです。4年間でなんと29刷なのです。この国の一般読者の幼稚さには目を見張るばかりです。
血液検査でガンの診断がつき、人工臓器の移植ができ、宇宙人と電波によるコンタクトができようという21世紀科学文明にあって、恐山のイタコの口寄せまがいなテレビをやり、肝臓ガンを治すといってお札を腹に貼り付ける。

私は今、江原批判をやるための資料調査をするにつけ、この国のあまりの後進性に落ち込んでいます。
やる気さえ失いかけております。

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2007年10月15日 (月)

10月 第2回 【赤とんぼ】

バンクーバーの気温が15℃を割り込んで寒くなったので、日本に帰国しました。
ところが、その日本はまだ真夏で30℃を超え、扇風機をまわしっぱなしでした。(クーラーは無いのです。)

それでも中秋の名月を見て、
「日本(那須地方)もなかなかのもので、捨てたものではない。」
と感傷にふけりました。
これで、赤とんぼが飛ぶようになり、秋鳴く虫の合唱が始まれば言うこと無しと思っていました。

ところが驚いたことに、いつまでたっても赤とんぼは飛ばず、虫も鳴かないのです。
はや10月半ば、いったいあの赤とんぼはどこに行ってしまったのでしょうか。秋の虫はもういないのでしょうか。
数年前までは、庭でお茶を飲んでいると、たくさんの赤とんぼが飛んで肩や頭に止まりました。夜は夜で、虫の声はやかましいくらいだったのに、いったいどうしたというのでしょう。

ここ那須の山小屋は標高400メートル、まわりは畑・田んぼ、それに里山が広がっています。ここ数年とくに変わったことはないのです。変わったことと言えば、私は日中はほとんど山小屋にはおらず、ゴルフ場や練習場で修行している生活に変わったのですが、これが赤とんぼと関係があるわけはないのです。

私はイヤな予感がします。私がゴルフにうつつを抜かしている間に、地球はますますおかしくなっているのだ。
秋鳴く虫が死滅し、赤とんぼも去っていったこの山村。これから那須のオオタカも、いやスズメやカラスまでも死滅していくのでしょうか。最後に名月までも絶滅するのでしょうか。


みなさま、こんなことも話題にします我々のゲッツゲザー(飲み会)のお知らせです。
11月25日(日)、場所は居酒屋『型無』(東急東横線学芸大学駅東口)、だいたい午後7時ごろに集合です。
お申し込みは、私の所属事務所『VIA』までメールかFAXでお申し込みください。
(お申し込みの際には、お名前・ご住所・お電話番号をご明記ください。)

・FAX番号 : 03-3207-8638
・E-mail : info@vi-academy.com

10名だけ予約をお受けします。このうちすでに3名の方の予約が確定しており、したがって7名の方が参加可能です。

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2007年10月 1日 (月)

10月 第1回 【相撲は見ない】

私は暴力が大嫌い。
なぜなら私は子供の頃から鉄棒や跳び箱もできないくらいひ弱で、先生や配属将校、それにクラスメートに殴られっぱなしだったからだ。
暴力は嫌いなだけでなく、憎しみを持っている。

だから大学でも体育会の部活には一切入らず、反感すら持っていた。当時部活では、殴る・蹴るの暴力やしごきが横行していたからだ。
それに体育会は右翼的であり、学内では学生運動と対立。場合によっては大学当局は学生運動に対抗するため体育会にお金を与えた。

体育会に反感を持っただけでなく、スポーツそのものに反感を持った。なかでも当時、力道山の格闘技などは最悪だった。テレビで殴りあいなど言語道断だった。案の定、力道山は飲み屋で客を殴りつけ、逮捕された。
野球も、相撲も、ゴルフもテレビでは決して見ることはなかった。

それが60歳を超えたあたりから、他にやることもなくなり、体を動かさないとメタボの危険があると言われ、いやいやながらゴルフを始めた。
テレビでもゴルフの番組を見ることになり、また相撲も見るようになってきた。
ゴルフは長時間だらだらとプレーし、ときどきテレビから目を離して1時間後にまた見ても、スコアは同じということも多く、ゆったりしているのが気に入った。
それに比べて相撲は食い入るように見つめて、たった数秒で決着。実にあっという間の勝負だ。これはまたゴルフの勝負と対照的だ。

しかし最近、相撲部屋で新人の青年がリンチ、しごきの暴力によって殴り殺されるという事件が起こった。
私は冷や水をかぶった思いだった。そうだ、うっかりしていた。私はスポーツが嫌いだったのだ。60歳を超えて頭が劣化して、ついうっかり、相撲を見るという愚行に走ってしまっていた。

相撲は天皇の御来光のもと、天覧相撲をやる『国技』といいながら、実態は暴力団のしごきの集団だったのだ。
私としたことが、なんたることだ。
私は改めて決心した。

これからは相撲は決して見ません。

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