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2007年7月18日 (水)

7月 第3回

物理科学雑誌『パリティ』をご存知でしょうか。
22年前、丸善出版事業部に持ち込んで、私が創刊した科学雑誌です。
これは、物理系の商業誌で物理学・応用物理学・物理化学・生物物理学・医療物理学・地球物理学・天文学・宇宙物理学などの分野をカバーします。

しかし、これは『ニュートン』などという科学雑誌とはレベルが大幅に違います。これは何らかの物理系の学問に本格的に携わっているひと、あるいは携わっていこうとするひとに向けたもので、専門性が高いものです。

最近、丸善の編集者の方から
「このところ暇のようだから、このパリティのコラムを執筆したらどうか?」
という提案を受け、編集委員会の面々も反対しませんでした。

そこでこの半年、本気で構想を練りました。
まずは、連載エッセイのタイトルです。
何ヶ月も思い悩みました。
●『物理ばか』というタイトルでは不真面目だ。
●『科学と非科学』では何の面白みもない。
●『反オカルト講座』では‘噂の真相’そのままではないか。
それでも『パリティのココロ』というのは多少気に入っているが、いまひとつピンとこない。

このコラムでは特に中心的話題はない。ただ、科学の真髄・科学的手法・科学の考え方などを『パリティ』の編集に絡めて書きたいと思っている。
つまりこのエッセイは的がしぼれていない四方山話となる。
だから、タイトルの的もしぼれないのも当然だ。

「話題の的もしぼれないエッセイなど書く必要はない。」
という声が、どこからか聞こえてくる。

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2007年7月11日 (水)

7月 第2回

ドップラー効果を使った【自動スピード違反取り締まり装置(以下、ドップラー装置と略称)】での検挙が不当であるという裁判が増えています。
この裁判で証人として被告側から依頼されるケースも多くなっております。東京・大阪はもちろん、各地の裁判所への出廷、あるいは意見書提出の依頼ですが、時間的な制約などから全てに応じることができないでおります。

そもそもあらゆる測定装置には、誤作動・誤測定はつきものです。
いつでも、どこでも100%正確な測定などありえません。しかもこのドップラー装置は無人で行われるのです。
誤測定を補正することもできません。

検察側、または検察側証人の東北大学工学部教授は、
「ごく僅かな誤作動・誤測定があったとしても、それはごくごく僅かである。」
と証言しました。
検察は100%でなくても99.999%は正確な測定だと主張します。

この数字こそ、この種の裁判の有罪判決の過誤を招いているのです。
仮にこの装置は一歩ゆずって、99.9999%正確だとしましょう。逆に0.0001%の誤作動・誤測定があることになります。
検察も裁判官もこの数字で、
「ドップラー装置はきわめて信頼性の高い装置だ。」
と思い込んでいるのです。
これが『くせもの』です。

全国に警察が設置しているドップラー装置は何台あるのでしょうか?
仮にそれを1000台としましょう。(もちろん、警察は公表しない。)1台の場所を1日に5000台の車が通過すると考えます。
つまり、1年で約200万台の車がこのドップラー装置で測られているわけです。
そこで誤作動の確率0.0001%をこの台数にかけてみましょう。答えは『2』となります。
つまり1年間で2台の車が、誤って検挙されることになります。10年間で20人のひとが無実であっても検挙されるのです。
『これは無視して良いほど少ないでしょうか?』
検察も裁判官もこの無実の20人を有罪にして、
「これは精度99.9999%の正確な測定だから仕方がない。」
と強弁するのでしょうか?

しかしこれを各地の裁判所で私がいちいち証言するわけにはいきません。この際、ドップラー装置そのものの廃止を求める訴訟はできないでしょうか。
警察に対してこの装置による非科学的取り締まりを廃止させるのです。

ボランティアの弁護士さん、車愛好家のお金持ちの皆さん、この訴訟に立ち上がりませんか?

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2007年7月 7日 (土)

7月 第1回

私の発明品、【ミステリーサークル パター】が、いよいよ製品として工場より納品されました。我ながら『上出来』と感じ入っております。
このアイデアを思いついて5年の歳月、その間ずっと試打をしてきて改良を加えてきました。

  1. 上に『輪っか』がついていたのでは、見えづらくないか?
  2. 重くなり過ぎないか?
  3. 重心が上がって走りが悪いのではないか?

などの疑問点はすべて解消しました。

私の取得した実用新案は、私個人が所有していても良くないので、発売元のVIAに無償譲渡しました。この『ミステリーサークル リング』は、他に『寄せアイアン』などにもセットでき、大変効果が上がることも分かってきておりますので、VIAはさらにこのリングのアイデアを発展してくれるものと思っております。

なお、このクラブは、いわゆる『R and A規則』に適合するかどうか、の判断・申請をしておりません。「アマチュアがローカルルールでプレーするときにこのような規則に縛られる必要もない。」と判断しておりますが、ゴルファーの要望が強ければ、申請することも考えております。

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