5月 第3回
関西テレビ『トミーズのはらぺこ亭』という番組に出演のため大阪に行きました。
ここでは「私の希望する料理を作って食べさせてくれる。」というのです。
そこで私は、宮城県の有名な郷土料理『はらこめし』を希望しました。
『はらこ』というのは、サーモンの卵のこと、これをご飯の上にのせる料理ですから、いわば『イクラ丼』にすぎません。しかし、これは全く違います。ご飯が単なる『めし』ではありません。ご飯そのものをサーモンで炊き上げてあるわけです。
さて、関西テレビのスタジオ。なかなか良い香りがしていました。実際に試食してみたら、よくできた『はらこめし』でした。しかし、ご飯の上にサーモンの肉を粉末状にしてのせてあり、違和感がありました。
これを除けば、本場仙台の『はらこめし』となっていて驚きました。
「これまで、この種の料理を手がけたこと、おありですか?」と料理人の方に聞くと、
「これが初めてで、勉強しました。」ということでした。
名人になれば直感と慣れで、少しの話で同じもの、ないしそれに勝るものを作ることができるのでしょう。
このことは、他のことでも同じでしょう。
製造業でも優秀なエンジニアは一言聞けば、新製品の開発・模倣製品は作れるのです。
韓国や台湾、中国の優秀なエンジニアも優秀であればあるほど、優れたコピー製品が作れるのですね。
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