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2007年5月28日 (月)

5月 第3回

関西テレビ『トミーズのはらぺこ亭』という番組に出演のため大阪に行きました。
ここでは「私の希望する料理を作って食べさせてくれる。」というのです。
そこで私は、宮城県の有名な郷土料理『はらこめし』を希望しました。

『はらこ』というのは、サーモンの卵のこと、これをご飯の上にのせる料理ですから、いわば『イクラ丼』にすぎません。しかし、これは全く違います。ご飯が単なる『めし』ではありません。ご飯そのものをサーモンで炊き上げてあるわけです。

さて、関西テレビのスタジオ。なかなか良い香りがしていました。実際に試食してみたら、よくできた『はらこめし』でした。しかし、ご飯の上にサーモンの肉を粉末状にしてのせてあり、違和感がありました。
これを除けば、本場仙台の『はらこめし』となっていて驚きました。

「これまで、この種の料理を手がけたこと、おありですか?」と料理人の方に聞くと、
「これが初めてで、勉強しました。」ということでした。
名人になれば直感と慣れで、少しの話で同じもの、ないしそれに勝るものを作ることができるのでしょう。

このことは、他のことでも同じでしょう。
製造業でも優秀なエンジニアは一言聞けば、新製品の開発・模倣製品は作れるのです。
韓国や台湾、中国の優秀なエンジニアも優秀であればあるほど、優れたコピー製品が作れるのですね。

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2007年5月 9日 (水)

5月 第2回

ある元大臣の事務所から長崎に調査に同行してくれ、という依頼がきました。
そこは『ブラウンガス』という水素ガスの製造・応用装置を韓国から輸入・販売をしているところで、これが本物なら環境エネルギーの分野で大きな福音になる、というものでした。

そこで同行する前に、この装置のパンフレット類を調べ、またインターネットでおおよその内容を調査しました。
それは案の定、オカルト一色でした。
何よりもこのガスの高温燃焼では『熱核反応』が起こっている、というものでした。もしそうなら炎から放射線が放出されて大変なことでしょう。
また、『常温核融合』のグループもこの技術に興味を示しており、二重のいかがわしさです。

ところが、実際に現場で稼動しているこの装置は、単純明快。単に水の電気分解、これで作られた水素・酸素を反応しないように貯蔵して燃焼させるものでした。
電源・ガス源・水源などをチェック、ほかに秘密に引き込まれたラインがないか、など入念に調べました。
そこには何も疑わしいものはありませんでした。

なぜこれがオカルト好みの装置になってしまったのか?理解に苦しむところです。それはブラウンガスの発明者(?)ブラウンがオカルトかぶれだったからでしょうか。

これまで私は、様々なオカルト装置を取材させられました。
『プラスチック類を投入したら、すぐ石油が出てくる装置』(笑)。
『永久磁石をモーターのローターに取り付け永久に回り続ける装置』(笑)。
『車のエンジンに外から貼り付けるモノで燃費が良くなる─イオン発生器』(大笑)。
もちろん調査すれば、インチキは即座にわかります。

しかし今回の水素燃料は、どこにもおかしなところがないほど明快でした。
明快すぎるのが不自然とも言えますが・・・。
いずれにしても、もう少し調査しますが、情報をお持ちの方はご連絡ください。

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2007年5月 7日 (月)

5月 第1回

今の私は、心も体もゴルフのことでいっぱいです。
その証拠に最近出版した本は、ゴルフものだけですから。3月上旬に、『プロのボールはなぜ重い?』(ゴルフダイジェスト社)、3月下旬に、『大槻教授のまったくはじめてのゴルフ』(NHK出版)などです。

ゴルフの道具類についても良いアイデアが次々に浮かび、その都度、特許事務所に相談してきました。
数年前は、『大槻教授のミステリーサークルパター』を発明、いよいよ製品化します。
これは、シャフト軸のまわりの慣性モーメントを最大にして、軸が回りにくく、したがって打つとき方向が傾かないように工夫したもので、『ミスが出にくいパター』というわけです。
既に、姫路市にあるパター製造工場に発注、6月頃には私の所属事務所VIAから発売します。値段は極力お安く、と考えていますが『ミステリーサークル』というリングがつくため製造コストはそれだけ高くなってしまいます。
しかし、それでも大メーカーのパターよりは安くしたいと思っています。多分、1本35,000円前後に抑えられると思っております。

最近、頭に浮かんだゴルフ道具の発明はニ点ありました。
『シャンクの出ないアイアン』と『ボールの順回転を作るパター』でした。
前者は、アイアンのネック部分を曲げてしまって、シャンクには決して当らないように工夫したものです。また、後者は、パターのフェースに細工して順回転を作るようになっております。

しかし、特許事務所で上の二つのアイデアは既に似たものが出願されて、特許・実用新案が下りていることが判明いたしました。
誠に残念!
しかしメーカーも含めて、この世の中にはゴルフ関連に精通した物理専門家がたくさんおられるのでしょう。誰が考えても同じなのです。

つまり真に独創的な発明は、このような人達も考えつかないものでないといけないのだ、とつくづく思いました。(笑)

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