4月 第4回
Japan Skeptics という会の総会が東京であり、出席いたしました。これは、『超常現象を科学的に究明する』ことを目的とした、科学者・科学理解者の集まる会です。
「大槻教授以外の科学者はオカルト集団や彼らのパフォーマンスに無関心、または無関心を装っている。」と批判されることが多いのですが、そんなことはありません。Japan Skeptics に入会している多くの科学者を見れば、そのことはよく分かるでしょう。さらに会員でなくても会誌をお読みいただいている多くの科学者もおられます。
もともと、この会は私どもが作り上げたものでした。私が物理科学雑誌『パリティ』の編集長を務めている関係で、アメリカの Skeptics 団体から日本でもこの種の団体を立ち上げるようにと、たびたび要請されました。
そこで、天文学者J先生、哲学者T先生、科学ジャーナリストKさんなどと会の設立にこぎつけ、私は初代副会長になりました。
ところが当時『科学的に究明する』という趣旨を故意に誤解し、『非科学的科学』または『ニセ科学的科学』をふりかざし、これをもって超常現象を解明しようというオカルトモドキ・科学者モドキの人たちが入会してきたのでした。
その代表的なグループは、『霊能者=宜保愛子』を心情的、あるいは実質的に応援する者たちでした。これらのグループは集中的に私を狙いました。Japan Skeptics の総会やシンポジウムではこの者たちは議事進行を妨害、さらに私の帰路をつけまわし嫌がらせをしました。そこで私は運営委員会にこのようなグループの退会措置を提案しましたが、規約上、排除する手段がなかったのでした。
そこで心ならずも私自身がこの会から身を引き、彼らの矛先をかわすことになりました。当時、Japan Skeptics 設立の困難な時期に投げ出してしまい、運営委員の皆様、また、心ある会員の皆様にご迷惑をお掛けしました。今、改めてお詫び申し上げます。
さてこのような状況の下、当時想定したとおり、やがてオカルトモドキ・科学者モドキの連中は姿を消しました。つまり自然淘汰されたわけです。そこで私は、Japan Skeptics に再入会の機会を伺っておりました。一昨年の終わり、再入会の手続きをはじめました。そして再入会後、初めての総会に出席したわけです。
このブログをお読みいただいている皆様、そして私の反オカルト活動を応援していただいている皆様、あるいは私の言動に好感を寄せていただいている皆様、どうぞ Japan Skeptics にご入会ください。総会とか会誌において親しくお話し合いをいたしましょう。
興味のおありの方はJapan Skeptics のホームページをご覧ください。
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