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2006年2月27日 (月)

2月第3回 【政治家その2】

われわれ理数系からみると、政治家の言葉の非論理性・非合理性は目に余る。
「それは政治家の特質である。」
と言ってしまえば笑い話かもしれないが、しかし一国の首相、指導者ともなると話は別である。

そこで、小泉さんの言動を槍玉にあげよう。
最近「靖国参拝に文句をいうのは韓国と中国だけだ。たくさんの他のアジア諸国は何も言わないではないか。」という意味の発言をした。
つまり、「靖国参拝に反対するのはごく少数の国だ。」というわけだ。彼はわかっていないのだろうか。日本軍国主義で悲惨な被害を受けたのが特に韓国と中国だということを。

「自分の方は被害など与えていない。」と彼は思っていても、相手がそう認識しているのだ。しかも国として繰り返し誤っているのだ。
例えば、相手二人を傷つけ、こちらの非を認めて謝ったのだ。このたった二人しか「傷つけられた」と文句を言うものはいない、他の人たちは文句を言わない。だから文句を言ったのは少数で、自分は悪いことをしていない。・・・・・なんとめちゃくちゃな論理ではないか。

また彼は言う。
「靖国参拝は自分の心の問題だ。これは内政問題だ。国内で首相がどこに出かけようと他国からとやかく言われることは無い。」
これもとんでもない論理だ。それなら、韓国・中国侵略は『内政問題』だったのか。この侵略戦争を認め、謝罪したのは日本政府だった。その戦争の推進者が祀られているところに国の指導者が『まことのり』を奉げる。これはこの国の首相が侵略戦争を口では謝罪していながら、行動では肯定している、と受け取られる。受け取られるどころか、実際にそれを目指して行動したのだ。

小泉さんよ、あなたは論理的な行動をしなければなりません。こう正直に言うのです。
「先の侵略戦争は妥当だった。それを指導し、戦犯となった人達を敬い、哀悼のまことを奉げる。」と。
これによって、この国は真に崩壊の道を歩むことになる。

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2006年2月10日 (金)

2月第2回 【政治家】

科学者の悪い癖なのだろうか。
どうも政治家の言動があまりに『非論理的』・『非合理的』・『非科学的』に聞こえて仕方がない。
「いまさら政治家の言動がおかしい、などと気がつくのは幼稚でアホだ。」
「政治家というのは、そういうものではないか。」
「言動がおかしいから政治家なのだ。」
と、みなさんに説教されそうである。

それはそうだ。
『言動がおかしい。』というのが、いつの間にか嘘になり、あげく詐欺まがいの行為になり、逮捕・議員辞職など日常的におこっている。
一ヶ月に一人や二人の議員が新聞ざたになっているこの国だ。いまさら政治家にまともな言動を期待するのがおかしいのか。
それはそうかもしれない。
しかし、これが一国の首相・大統領になると話は違うではないか。国の指導者だから、最高の哲学者でなければならない。言動にいささかの『非論理性』・『非合理性』があってはならない。

例えばブッシュ大統領。
先週の一般教書演説をCNNで聞いた。もちろんイラク戦争のこと。
「。。。。。 イラクのテロとの戦いには必ず勝利する。イラクでの戦いは米国、その同盟国の、テロとの戦いの主戦場だ。。。。。」
「自由と民主主義の国がテロに脅かされている。その戦いの前線がイラクだ。」
と、ブッシュは繰り返した。

あれ?これはおかしい。
イラクへ米国が侵攻したときのことをはっきり思い出す。
ブッシュは「イラクに大量破壊兵器、つまり核や化学兵器があり、それをこのまま放置できない。早く先制攻撃しなければならない。」と言明したはずだった。このときイラクが世界のテロの温床だ、などという理由はこれっぽっちも言わなかったではないか。

大量破壊兵器はなかった。
それなら即刻退散すべきだ。ところが長々と居座っている。テロの主戦場だから、と。そのテロがおかしい。もともと米国が侵攻しなければ起こらなかったテロではないか。また米国が退散すれば自然に消滅するテロではないか。
米兵2,000人以上もの死者をだしたテロを本当に撲滅したいのならば、米国がイラクから引き上げることだ。

われらが圧倒的支持をする小泉首相。
彼の言動もブッシュと同じ。一年間ぐらいは「大量破壊兵器はイラクで見つかる。」と強弁していたではないか。
今はどうか。
前の言動に口を拭い、「テロとの戦いに、国際社会と協調しなければ。。。」と言っているではないか。
国際社会だと?
ごまかし。フランス・ドイツ・ロシアなどは国際社会ではないのか。

小泉首相の『靖国参拝問題』ほど彼の言動の『非論理性』・『非合理性』を露にしたものはない。
丸を四角と言い、三角を丸と言う。
次回はこのデタラメな論理を詳しく取り上げる。

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2006年2月 8日 (水)

2月第1回 【仙人】

夏の暑さを嫌いバンクーバーに3ヶ月、冬の寒さを避けてサイパンに2ヶ月、これを聞けば
「うらやましい生活だ。」
と思う人も多いはずだ。事実、このブログを読んでくれている人から
「うらやましい、自分も将来そういう生活をするためにも今は仕事を懸命にやりたい。」
という投稿をいただき恐縮した。

私の生活はバンクーバーとサイパンだけではない。春と秋に日本在住ということになっているが、実はそれも正確ではない。この期間も東京にはほとんどいない。栃木県北部の『あばら家』に移住する。

このような生活では新聞もテレビもない。少しはマシなレストランにでも行きたいが夕方6時以降は滅多に外出しないから、ほとんど自炊である。それでも午前中はゴルフに出かけて途中、昼食をとることはある。

午後は昼寝をしたり、本を読んだり、原稿を書いたり。夕食後はテープで古今亭志ん生の落語を聴き、8時には寝てしまう。
肉はほとんど食べない。スーパーで安い刺身を買うか、サーモンのうす塩漬などを買う。野菜は自分で作ったものか土地の人から買う。

つまり、もうお分かりだろう。私の生活は暑さ・寒さからの避暑・避寒などという聞こえの良いものではないのだ。隠遁生活に近い。日本という国を捨てたのだ。仙人に近いかもしれない。

もっとも仙人は半分は当たっているが半分は違う。もともと仙人は野山に住み、修行を重ね虚無思想・道教の思想を極めようとするのだ。私は修行などしようとも思わないし、道教などという不合理な思想は大嫌いだ。

むしろ逮捕され拘置所の個室に入れられているホリエモンごとき心境か。バンクーバーも栃木北部も狭い狭い我が家。この空間からほとんど外に出ない生活だから他所から見れば『閉じこもり』と見間違うかもしれない。

一日中、誰とも口をきかないという生活が3日、4日と続くことも珍しくないのだ。ホリエモンのほうがまだマシかもしれない。少なくても取り調べ検事と会話しているのだから。

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