2月第3回 【政治家その2】
われわれ理数系からみると、政治家の言葉の非論理性・非合理性は目に余る。
「それは政治家の特質である。」
と言ってしまえば笑い話かもしれないが、しかし一国の首相、指導者ともなると話は別である。
そこで、小泉さんの言動を槍玉にあげよう。
最近「靖国参拝に文句をいうのは韓国と中国だけだ。たくさんの他のアジア諸国は何も言わないではないか。」という意味の発言をした。
つまり、「靖国参拝に反対するのはごく少数の国だ。」というわけだ。彼はわかっていないのだろうか。日本軍国主義で悲惨な被害を受けたのが特に韓国と中国だということを。
「自分の方は被害など与えていない。」と彼は思っていても、相手がそう認識しているのだ。しかも国として繰り返し誤っているのだ。
例えば、相手二人を傷つけ、こちらの非を認めて謝ったのだ。このたった二人しか「傷つけられた」と文句を言うものはいない、他の人たちは文句を言わない。だから文句を言ったのは少数で、自分は悪いことをしていない。・・・・・なんとめちゃくちゃな論理ではないか。
また彼は言う。
「靖国参拝は自分の心の問題だ。これは内政問題だ。国内で首相がどこに出かけようと他国からとやかく言われることは無い。」
これもとんでもない論理だ。それなら、韓国・中国侵略は『内政問題』だったのか。この侵略戦争を認め、謝罪したのは日本政府だった。その戦争の推進者が祀られているところに国の指導者が『まことのり』を奉げる。これはこの国の首相が侵略戦争を口では謝罪していながら、行動では肯定している、と受け取られる。受け取られるどころか、実際にそれを目指して行動したのだ。
小泉さんよ、あなたは論理的な行動をしなければなりません。こう正直に言うのです。
「先の侵略戦争は妥当だった。それを指導し、戦犯となった人達を敬い、哀悼のまことを奉げる。」と。
これによって、この国は真に崩壊の道を歩むことになる。
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