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2006年1月29日 (日)

1月第4回 【ゴルフ漬け】

最近の私は、「寝てもゴルフ、覚めてもゴルフ。」と噂されている。
確かにこの誤解はもっともだ。最近の本の出版はゴルフものばかり。『ゴルフ上達の科学』(講談社ブルーバックス)『本気で本当のクラブ選び』(ゴルフダイジェスト社)など。(ゴルフに関心がある方はもちろん、関心がない人も是非お読みください。力学のやさしい話が満載です。)

それに加えてエッセイもゴルフものばかりが目につく。『週刊ゴルフダイジェスト』の毎週の連載、それにこの春からは『週刊東洋経済』でもゴルフ話のエッセイが加わる予定だ。

実際にはあまり目立たないが他の本の出版も結構やっている。
『基礎力学』(共立出版)は新しい指導要領に対応した初めての大学教科書である。大変易しくなっているから一般の方にも十分お読みいただけるはずである。
マガジンハウスの雑誌『ダカーポ』の連載は順調に続いている。

講演も各地でやっている。3月3日千葉の中学校、5月20日早稲田大学、5月28日大分、8月5日愛知などなど。これらの講演は誰でも聞いていただけるものだから最寄の方々はどうぞおいでください。問い合わせは私の事務所VIAにご連絡いただきたい。

それにしても「お前は物理学者のはずでなかったか!?」「肝心の物理学はもう何もやらないのか!?」というご質問も予想される。
実はあまり強調してこなかったのだが、20年前にわが国唯一の物理科学雑誌を丸善より創刊した。それ以来、編集長としてこの雑誌を出し続けてきた。
毎月毎月、今になっても記事の閲覧をやっており、ワクワクのしどおしだ。とんでもない研究成果が次々に登場する。あっと驚くようなニュースが飛び込んでくる。ノーベル賞などいくつあっても足りない感じなのだ。高齢者の皆様、私が編集長を務める雑誌『パリティ』を是非お読みください。
ボケ防止です。

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2006年1月18日 (水)

2006年1月 第3回

1999年の大晦日、大勢の『ノストラダムスバカ』が出演、彼らの予言通り、地球滅亡のその瞬間を待った。そしてついにたけしが宣言した。

「ノストラダムスの予言ははずれた!!」

その次の年、つまり2000年の大晦日も無事に特番は始まった。つまり地球が滅亡することなく大晦日がその年もやってきた。

2000年大晦日の番組は、1年前まで飛ぶ鳥を落とす勢いのあった『ノストラダムスバカ』に出演を依頼したが、ほとんどは断ってきた。大半が連絡もとれず居場所もわからないということだった。

あれから5年。地球は今、順調に運動を続けている。
その今になって突然、何故彼ら『ノストラダムスバカ』が大勢集合するのだ?
私は数日前になって台本の抜粋(台本そのものでない。大槻には台本は見せられないとプロデューサーが言ったとか。)を見て、我が目を疑った。
5年前に夜逃げしたノストラダムスが、またまた姿を現すというのだ。

何を今さら。
彼らの出番につながったのは二つの理由があったからだ。
「最近、津波・大地震・大ハリケーンと災害が続き、地球がおかしい。これは地球異常、人類滅亡の前兆ではないのか?」もう一つは、「ノストラダムスの人類滅亡の予言書の年号解釈に新しい解釈が出てきた。」というもの。この二つがあって彼らは息を吹き返したのだ。

バカ言え。
最近の災害は特に目立ったものではない。丸善『理科年表』を見ればよい。最近の津波・地震・台風など決して珍しいものではない。過去50年をとってもいつも起きていることなのだ。これが人類滅亡につながるのならば、人類は過去50年で数十回も滅亡していなければならない。

彼らは自分たちの新しい研究によって「人類滅亡は1999年ではなく2007年だということがわかった。」という。

大笑い!
来年、滅亡しなかったらどうするか?

番組企画の担当者と『ノストラダムスバカ』は、一体何を考えているか?
今さらノストラダムスを蒸し返して世間の冷笑をあびるだけではないか。私自身が番組でやりあっていて、ちっとも面白くなかった。それに超古代文明の話題など一般には見向きもされない。こんなことで『紅白』に対抗し視聴率を上げようなどおこがましい。

この番組は恒例となった超能力者との鋭い対立こそ『売り』なのだから、それを忘れて番組を作ってもだめだ。この有名・名物番組も『滅亡』の前兆なのかも知れない。

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2006年1月11日 (水)

2006年1月 第2回

昨年大晦日、テレビ朝日特番『たけしのTVタックル超常現象スペシャル』は、12月10日収録、12月31日放送であった。この大晦日特番は、やり始めて何年になるか。かれこれ10年以上もやっている。

この間、さまざまな名場面・珍発言が飛び出し、たびたび週刊誌の話題にもなってきた。中でもオカルトの人生を真剣に生きる『韮澤さん』との対決は世間様を騒がせ続けた。

金星人の写真だと言ってタダのアメリカ人の白黒写真を持参したとき、
「タダのアメリカ人じゃないか。彼らが金星人だという証拠は何だ。」
という私の追及に韮澤さんは、
「彼らの友人が金星人だと言っている!」
と答えた。
私の友達にも『火星チャン』とあだ名されている友達がいたことを思い出し、大笑いした。このとき韮澤さんは真顔になって
「それに宇宙人は指紋がないのですよ!」
と言い放った。
「それなら韮澤さんよ、ヤクザの一部が自らの指紋を消しているそうだが、、歌舞伎町あたりにウロつくやつらは、あれは宇宙人なのか?」
みんな、またまた大笑いした。
しかし韮澤さんは、さらに真顔になってこう言った。
「そうなんです。歌舞伎町に多く住んでるんです。」
そこで私はすかさず追及。
「そうか、宇宙人は新宿に住んでいるのか。それなら区役所に住民票があるはずだ。宇宙人の住民票を見せてくれ!」
またまた大笑い。
しかし韮澤さん、この程度でたじろぐ人ではない。
「次回、この特番で見せてやる!!」

あれからもう7年以上も過ぎた。
私は繰り返し
「住民票を見せろ。」
と大声を出してきた。
そして2年前、彼はついに
「ポケットに宇宙人の住民票を持参してきた。」
と、おお口をたたいた。
「出して見せろ!」
「いやテレビでは公開できない。」
と彼が言い張るので、私は本番中にもかかわらず、立ち上がり彼のポケットをまさぐって、ついに住民票を取り出した。これは大槻の『テレビ本番中の暴力行為』であった。しかし、誰も咎めだてしなかった。

さて、その宇宙人の住民票とやら、取り出してみてびっくり。
なんとそれは、韮澤さんその人のものだったのだ。
つまり韮澤さん、「自分が宇宙人である。」と主張するつもりだったのか?

さて、この韮澤さんを含めて、昨年大晦日の特番の出演者は凄かった。
ビートたけし、大竹まことはもちろん、総勢なんと22人だった!そしてこの大半がオカルト肯定者だった。
韮澤さんの『負け戦』だから、なんとか盛り上げるためあらゆるオカルトを集めたのか。しかも彼らの大半が、例の『ノストラダムス』バカだったのだ。

何故、いまさらノストラダムスなんだ?
すでに1999年地球大崩壊の予言が当たらず、しっぽを巻いて逃げ失せたのではなかったのか?
何をいまさら、どのツラさげて出てきたのか?

実は彼らにとんでもない裏があったのだ。

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2006年1月 7日 (土)

2006年1月 第1回

本ページをお読みいただいている皆様、明けましておめでとうございます。
本年もテレビ・ラジオで言えないこと、公に『ゴルフダイジェスト』や『ダカーポ』に書けないことなどを満載して執筆しますので、よろしくお願い致します。
すでに某出版社から「このブログを出版しないか?」というお話をいただいておりますので、張り切って頑張ります。



今年も暮れから正月にかけて南の島、サイパンで過ごしている。
もちろん私の滞在先は、日本人が大勢押しかける有名大規模ホテルではない。高くて狭くて窮屈で、とても私ごとき者の住む場所ではないから、私は現地チョモロ人が経営する小さなホテルに滞在している。天井は高く、12畳ぐらいの広い部屋が二つ、大きな冷蔵庫つきの台所、それに大きな物置もついている。
これで1ヶ月、$1100に安くしてもらっている。

しかし、この宿舎のまわりはすごい。ところどころ大きな水溜りの道路、車に水を跳ね返されないように歩かなければならない。近くにコンビニが一軒だけあるが、ドアは錆び付いてうまく開かない。ここはバナナの名産地だというのに売っているバナナは小さく、半分腐りかけているではないか。。。

コンビニと逆に歩けば道の両側は草ぼうぼう。その中にコーラやビールの空き缶が散らばっている。野放しの犬がたむろしており、私が通ると飛びついてきて、吼えかかる。

確かに『日本人さま』の押しかける大ホテルに行けば大理石の壁、着飾った現地チョモロ人の若い女性がレストランや喫茶店でサービスしてくれ、ビーチにつづく広い庭にはハイビスカスやブーゲンビリアが咲き乱れている。
しかし、小奇麗なのはホテルまわりだけ。一歩外に出れば、さきのコンビニのようなビッチャビレタお店がつづき、しかもそれらの大半は、カラオケ・バー・マッサージの類で客引きはいかがわしい。とても子供、孫を連れて歩けるところではない。

さて、海に行こう。
海がいかがわしいはずはない。
それがどうして、どうしてサイパンは海もいかがわしいのだ。海に入った途端、体に藻がからみつく。海は、この藻の繁茂によって青緑の色から黒っぽく見える。もうサイパンの海は、海ではなくなった。もちろん、これは海水の富栄養化のためだ。つまり環境汚染。
いったい誰がやった?
もちろん日本人。
日本人の観光客がサイパンを台無しにした。

いまやサイパンの自然は死んだ。
それでは私は何故、サイパンに住むのか?それは気温を、気温だけを求めるためだ。どんなに日本人が悪くとも、気温までは壊せない。いつの冬に来ても気温27~8℃。

そう、サイパン。買うものは気温だけ!

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