2005年8月 第3回
ここバンクーバーは8月の平均最高気温は22℃であるから、この時期の日本に比べて、きわめて快適だ。それに湿度も30%から50%ぐらいで、むしろ乾燥しすぎだが、散歩やスポーツには最適である。
他にやることもないし、ゴルフダイジェスト(週刊)の連載テーマ探しも必要だから、一日おきにゴルフをやることになる。61歳まであらゆるスポーツを忌み嫌い、半ばバカにしてきた私だが、そのことは今になってはいささか恥ずかしい。
『ゴルフは物理だ』というキャッチフレーズはゴルフメーカーのプロギアのものだが最近私は『ゴルフは物理学者だ』うそぶいている(笑)。もちろん、こんなにゴルフ、ゴルフに明け暮れていると、時間とお金の浪費がはばかれる。ゴルフにかけるこの時間があれば、もっとましな本もたくさん書けるだろう。それだけのお金があれば、もっとましな生活ができるだろう、と。
しかし、一旦、泥沼にはまってしまったからには、もう抜け出せない。第一、ゴルフダイジェストは連載を5年、いや10年はやってくれ、と言い出す始末。10年だと?つまり私が死ぬまでか!?(男の平均寿命は78歳、私はあと9年。)それにスポーツは一種の麻薬効果があり、やらないと禁断症状がくる。
しかし、この禁断症状、薬物によるものと違い、すこぶる健康的だ。例えば血圧。人間ドックでは、8年ほど前から高血圧の初期と診断された。下の値が90から95。それが徐々に悪くなっていた。そのため降圧剤ニューロタンを飲むようになった。
しかし、一日おきにゴルフをやるようになったら、なんと血圧は80以下に戻ったのだ。もちろん、ニューロタンの服用は止めた。ゴルフ場を5時間近くも歩き疲れて、家に戻って血圧を測定すれば、その値は高めにでる。わたしの場合、80から85ぐらいだ。しかしぐっすり眠った次の日の朝は70、時に65という値になる。これが最低2日間は持続する。
それもあって、私はなるべく一日おきにゴルフをやるのだ。もちろんゴルフの効果は血圧だけではない。血糖値、肝機能の数値なども格段の改善がみられる。薬漬けになっている中高年の皆様、ゴルフをやりましょう。それにゴルフダイジェストの連載もストレスによく効く、と言われています(笑)。
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